おいしいって、生きること。QBB

現在担当している仕事

菓子営業部 東日本販売チームの一員として、主に東日本(首都圏)の問屋さんや全国に店舗がある専門店に対してLindt(リンツ)チョコレートの販売や提案を行っています。問屋さんの先には様々なスーパーやドラッグストア、カタログ通信販売やネット販売があり、学生時代にも訪れた経験のある企業等も担当しています。Lind(リンツ)はスイス発祥の老舗チョコレートメーカーで、取り扱う商品は全て輸入製品にあたります。そのため生産や輸送の関係上、チョコレートの最需要期にあたる秋冬(クリスマスやバレンタイン)での販売へ向けて春～夏の段階から商品や売場の提案を行っています。

一般的なタイムスケジュール

出社後、まずは得意先からのメールや、スケジュールの確認を行います。その後、見積作成、受発注の確認(商品手配や在庫チェック等)、電話応対などの事務処理を行い、11時から商談や店舗巡回などで外出、16時に事務所に戻り、翌日の準備や商談資料の作成、各得意先への対応業務をすることが多いです。日によっては1日事務所で事務処理を行う日や、反対にバレンタイン前等のシーズン中は陳列(店舗で商品を並べる、売場作りのお手伝いをすること)や店舗巡回で1日外出していることもあります。

学生時代に学んだことは仕事に活かせていますか

大学時代は4年間継続して塾講師のアルバイトをしていました。そこで学んだ塾講師としての立ち居振る舞い(言葉遣いや目上の人との接し方等)は、社会人になった今でも通じる部分があると感じます。また生徒の成績を上げるために、授業内容や指導方法を工夫する等、目標に対して具体的な行動を取るという考え方は今の仕事を進めていく上でも大切だと思うので、学生時代に経験が出来て良かったと思っています。

これからの目標

リンツチョコレートの営業担当として、お客様に満足していただけるような売り場提案や実績を残したいと思っています。その為にはお客様からの要望にただ応えるだけではなく、自分自身でもお客様のニーズや情報を汲み取り、積極的な提案が行えるように日々の情報収集や勉強になりそうなことがないか、常にアンテナを張り仕事をしたいと思っています。「リンツチョコレートは君から買いたい」と商品の魅力だけではなく、自身に対する信頼も得られるようになることが直近の目標です。

他部門とどのようにかかわりながら仕事をしていますか

チョコレート企画チーム(生産計画や営業企画など)、支援チーム(主に商品の出荷手配)、品質保証関連部署(商品規格書の作成)等、販売業務以外で必要なことは各部門の方々と連携をとって業務にあたっています。特にチョコレート企画チームについては売場展開や商品企画など各シーズンでの新しい試みや企画立案のために、時には商談に同行してもらう等、日々の業務内でも密接に関わって頂いています。

実際に仕事をしてみて知ったこと、気づいたこと

店頭の商品一つ一つが様々な人や過程を介して並んでいると入社後改めて感じました。私達メーカーや問屋さん、小売店さんの間には商品を運ぶ物流や管理する倉庫、各商品には生産や品質保証、商品開発等の過程があり、そういった普段の生活では目に触れることのない部分は今の仕事を通して初めて体感することができました。また現在担当しているリンツチョコレートは輸入製品ですが、海を越えた先には商品を企画し、製造している方達がいて、そういった方達の想いも商品一つ一つに込められていると思って営業活動を行いたいと感じました。

今の仕事の面白いところ・大変なところ

自らが提案した企画や商品が採用され、実際に店頭に並んでいるところを見た時にはやりがいを感じます。また商品を並べて終わりではなく、次はその売り場でどのようにしたら商品を買ってもらえるかを創意工夫することは難しくもあり、面白い所でもあると思います。また輸入品という性質上、船の遅れや世界情勢等により、商品供給や在庫調整が難しい時もあります。そういった際は得意先からお叱りを受けたり、ご迷惑をお掛けすることもありますが、少しでも状況を改善させるために報告・連絡・相談といった基本的な面をいつも以上に徹底し、営業担当として誠実な対応が出来るように心掛けています。

仕事で上手くいって自信につながったこと

担当を持って迎えた初の秋冬シーズンで、とある大きなスーパーのバレンタイン売場にリンツチョコレートをメインでご採用頂いたことです。営業としての経験も浅く、社内の色々な方々にご協力頂きながらも、店舗のご担当者に満足頂ける提案ができるように何度も何度も足を運び、企画の採用、実現に向けて打ち合わせを行いました。提案をご採用頂き、企画が始まってからも売り場の調整や確認を自身で行い、メイン売場として問題が起きないよう対応できたことは、自身の業務の経験においても励みになっています。

上司や先輩社員に助けてもらった経験や教わったこと

私が担当を持って間もない頃、商品手配に関するトラブルが立て続けに発生し、イレギュラーな対応を迫られたことがありました。その時、対応に困っている私を見て、東京支店の先輩方が部署の垣根をこえて遅くまで業務を手伝って頂き、何とか先方にご納得頂くところまで対応をすることできました。この一件を今でも非常に感謝しているのと同時に、早く一人前の営業に成長し、次は自分が周囲の力になれるようにもっと経験を積んでいきたいと思うようになりました。

今の職場にこんな学生が来て欲しい！

社内外の色々な人とコミュニケーションを取りながら業務を進めることが多いので、誰とでも分け隔てなく接することの出来る人、また常に明るく前向きでいられる人が営業として大切だと感じます。また食品メーカーなので食べ物や食べることが好きな人、好奇心がある人にとっては仕事を通じて楽しさを感じる場面が多いと思います。

職場の雰囲気

私が普段働いている東京支店は若手の社員も多く、困ったことや分からないことがあれば相談がしやすく、また色々な人が声を掛けて下さるので、働きやすく非常に風通しの良い職場だと感じています。またコロナ禍により制約もありますが、休日はキャンプに出掛けたり、ランニングや野球をしたりと業務外でも関わりがあり、和気あいあいとした雰囲気です。

休日の過ごし方を、教えてください！

社会人になって実家を出て初めての一人暮らしなので、コロナ禍で外出があまりできない時は自炊に挑戦してみる等、自宅でゆっくりと過ごしています。他にも大学時代の友人や会社の若手の先輩方と食事に出かけたり、学生時代から乗っていた自転車で遠出する等、色々な過ごし方をしてリフレッシュしています。最近は東京近辺の美味しいラーメン屋さんを探して食べに行くことにハマっています。