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何より、
【“品質の良いもののみ”をお客様に届ける】
という意識で常に動いています。

技術

2020年入社

生産管理部

R.Y

仕事の内容について教えて下さい

現在担当している仕事

「製造技術ってどんな仕事をしているの?」多くの就活生がこのような疑問を抱いているのではないでしょうか?一言でいうと、「何でも屋」です!チーズの生産に関わる全ての工程が、製造技術の守備範囲になります。具体的には、生産ラインのトラブル対応や、包装材料の選定・設計・管理、原料チーズの選定・管理、研究所での試作、新規生産ラインの導入、新規配合のシステム登録、工場廃棄物削減プロジェクト等、様々です。私自身は、6つの生産ラインと、工場廃棄物削減プロジェクトの主担当をしています。1年目から沢山の仕事を任されているので、非常にやりがいがあります!

一般的なタイムスケジュール(出社後、11時くらい、15時くらい、退社前)

8:00 出社
メールやスケジュールのチェックをします。
8:10 朝礼
「ご安全に!」の掛け声で1日が始まります。
8:40 担当製造ラインの巡回
チーズの生産中に異常がないか、何かトラブルが起きていないか、改善点はないか、など色々な視点からチェックを行います。生産現場の方々と密なコミュニケーションをとることが大切です!
10:00 研究所での試作
「ラボレベルでの試作」と言われると、開発の仕事のイメージがあると思いますが、製造技術の仕事として研究所で試作を行うことも頻繁にあります。
12:45~13:45 昼休憩
私が勤務している神戸工場には、社内食堂があります。定食、丼ぶり、麺類、ハーフセット(ミニ丼とミニ麺類)があり、全てなんと290円!ご飯は大盛無料!迷ったらハーフセットをオススメします。
14:00
製造中の「トラブル発生です!対応お願いします!」との連絡に、何が原因か?どう対応するか?どの様に指示するか?など、指示を出す際には、正確さとスピードが求められます。何より、品質の良いもののみをお客様に届けるという意識で常に動いています。
15:00 担当プロジェクトの検討
1年目から自分が主担当のプロジェクトを複数持てるのも、製造技術の魅力の1つです。
17:10~
1日の振り返り、明日のスケジュールを確認した後、退社します。
※一例です

現在の仕事に結びついている学生時代の経験(勉強・サークル・バイトなど)

私は学生時代、生命科学を専攻していましたが、そこで得た知識は、今の仕事に直接的に結びついてはいません。しかし、研究室で叩き込まれた、発表時のスライドの作り方や、説得力のある説明方法などは、今の仕事にもうまく活かせています。また、学生時代に心がけていた、「着地点を見据え、今自分が何をするかを逆算し、一歩ずつ着実に物事を進めていく」という習慣は、仕事に限らず、様々な場面で役に立っています。是非、学生の皆さんには、学生の間に何か大きな目標を立て、それに向かって全力で取り組むといった経験をして欲しいです。きっといつかその経験が活かされる日が来るはずです。

これからの目標

今担当しているプロジェクトを年内にやり遂げることです。1年目から大きい仕事を任されるということは、プレッシャーも大きいですが、若手にもチャンスがある、期待されているという事だと思います。その期待に応え、チャンスをしっかりつかみ、今後の仕事に繋げていきたいです。

他部門とどのようにかかわりながら仕事をしているか

「製造技術が関与しない部署はない」と言っても過言ではない程、非常にたくさんの部署と接点があります。生産現場には毎日赴き、トラブルが発生すれば迅速に対応します。また、開発が生み出した新商品を生産現場にてテストする際には、開発と生産現場の仲介役のような役割を果たします。様々な部署と関わり合う分、様々な意見・アドバイスを頂くことがあり、その中には自分が思いつきもしないような視点の意見もたくさんあります。そういう意味で、コミュニケーションは非常に重要なツールです。

実際に仕事をしてみて知ったこと、気づいたこと

実際に仕事をはじめて強く感じたのは、製造技術の仕事は「原料を生み出す乳牛、実際にチーズを生産する現場の方々、そして消費者の皆さんの存在があってこそ成り立つ」という事です。私たちは、子牛が本来飲むはずの乳を頂いてチーズを作っています。そのような貴重な牛の乳から作った原料チーズの無駄をなくしていくという事は、私たちの使命であると思います。また、そのような原料チーズを実際に加工し、生産しているのは生産現場の方々です。現場の努力、協力なしには、私たち製造技術の仕事は生かされません。現場の力と製造技術の持つ知識や技術を掛け合わせることで、より良い品質のプロセスチーズを生み出すことが出来るのです。最後に、六甲バターは、最も大事な消費者の需要に応えるべく、どこにも負けない魅力的な商品を、会社全体をあげて作り上げています。製造技術はその1つのブレインであり、より良い商品を消費者に提供できるように、日々努力を重ねています。

今の仕事の面白いところ・大変なところ

製造技術の仕事は幅広く、色々な部署の方々と密にコミュニケーションをとることが求められます。様々な部署の方と関わり合えるというのは技術の魅力であり、面白いところです。その裏返しで、色々な部署と関わり合う分、広く浅くという知識ではなく、広く深い知識が求められます。その広く深い知識を習得するのに時間と労力がかかるので、そこが大変なところです。

仕事で印象に残っている事を教えて下さい

仕事で上手くいって自信につながったこと

私は今、工場廃棄物削減プロジェクトの担当をしています。プロジェクト開始が2月で、プロジェクト担当を言い渡されたのは12月…。初めてのミッションは、1月の会議までに一連の運用方法をまとめ、それを会議で説明するというものでした。1年目という知識も経験も少ない中、自分なりに運用方法を考えてまとめ、同じ部署の先輩方に意見やアドバイスを頂き、改良を重ねました。また、運用上、多数の部署が関わるプロジェクトになる為、関係する部署に相談に行き、問題点や改善点を洗い出しました。試行錯誤しながらも、何とか運用方法をまとめあげ、1月の会議ミッションを果たし終えました。会議後、他部署の方に、分かりやすかったといってもらえた時は、達成感を味わったと共に、今後の仕事への自信にも繋がりました。

今の職場にこんな学生が来て欲しい!

魅力的な人(コミュニケーション能力が高く、発言に説得力があり、カリスマ性のある人)*チーズの好き嫌いは採用に全く関係ありません。実際私もあまりチーズが好きではありませんでした。

職場の環境(雰囲気など)や帰宅後・休日の
過ごし方について教えて下さい

上司や先輩社員に助けてもらった経験や教わったこと

技術系(開発、製造技術、品質管理、品質保証)で採用された新入社員に対しては、3ヶ月間の製造現場研修と、1ヶ月間の開発研修が設けられており、非常に手厚い教育を受けることが出来ます。それらの研修が終わり次第、各部署に配属されます。配属後においても、先輩方は仕事を丁寧に教えてくださり、何か困ったことがあっても、必ず救いの手を差し伸べてくださいます。新入社員にとって大切なのは、分からないことをそのままにするような受動的な態度ではなく、常に積極的に何かを学ぼうとする能動的な姿勢だと思います。

職場の雰囲気

私が所属している製造技術チームは、魅力的な人が多いです。仕事中は、一人一人が責任をもって業務に取り組む、スペシャリストの顔になる一方で、休憩中はまるでお笑い芸人のような掛け合いを楽しむことが出来ます。いわば、オンオフがしっかりしている職場と言えるでしょう。また、1年目の私でも、上司や先輩社員の方々に気軽に意見を言うことが出来る、とても風通しの良い職場でもあります。

休日の過ごし方を、教えてください!

休日は主にアウトドアをして過ごしています。会社の釣り部に入部し、2か月に1、2回程度、船で沖に出て海釣りを楽しんでいます。釣った魚はもちろん自分で捌いて料理します。

※現在は別の部署に異動しています